skip to Main Content

カルロス ゴーン

私は90年代は米国で過ごし、2000年暮れに帰国しました。
2000年代に颯爽と現れた当時瀕死の経営不振に陥っていた日産自動車を倒産の危機から救った救世主として世にその名を馳せたカルロス ゴーン元社長、もちろん私は彼のカリスマ的経営手腕に驚き、自動車業界のスーパースターとまで思う程でした。

しかし、彼の救ったはずの日産に私の父の高校時代の親友が勤めていたのですが、ゴーン当時社長の経営改革により閉鎖売却された当時父の親友の勤務地出会った村山工場と共に大リストラクチャーの波にのまれました。数年後、病に倒れて以来病院を出ること無く亡くなりました。

当時、村山工場をはじめ5工場閉鎖に伴い21,000人の雇用が消滅しました。
厳しい経営不振という現実の中でこの様な悲劇的な大規模なリストラクチャーのことは余り触れずに、帰国当時の私は彼をグローバル経営者として過大評価していたと思います。

そして、ゴーン氏の輝かしい改革の裏で父の親友の非業のリストラやその後の闘病生活、そして訃報を耳にしたことを今になって思い起こしました。ゴーン氏の我が国で最後にとった行動、そして逃亡先で外国メディアに放った記者会見で見られる(有罪か無罪かではなく、)保身言動が全てを物語っていた気がします。

20年前、ある日産ディーラーの優秀な営業マンいました。当時社長であったゴーン社長から表彰され、その当時ゴーン社長と一緒に撮った社長表彰の写真をお守りとして財布にいつも入れていて、嬉しそうにそして誇らしげに私に写真を見せてくれたことが思い起こされます。

(その彼はもう日産の営業マンでは有りません。)

直接カルロス ゴーン氏を知っている訳では有りませんが、今回の一連の事件報道や記者会見のもう様を見ながら彼が我が国で果して何をしてきたのか、そして、結末は部下に裏切られ愛する日本から追われる様に去って行った寂しい一人の男として僕の目には写っています。

(有罪が無罪かは双方にとって公正な裁判で決していただきたいですが、ゴーン元CEOはじめ当時の取締役会全員が裁かれるべきでは無いでしょうか?)


Back To Top